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How to install
“Smallest but greatest performance”
PLATEPIAの取付は非常に簡単で、ビンディングの角度調整も直感で判るほどシンプルです。
このページでは、初めてユーザーになられた人向けに取付の説明を詳しくご紹介しております。
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取付に必要なもの
プラスドライバー「3」番が必要です。
◆一般的な番号表記:+No3/+Ph3/#3
◆スキー場に備えてあるドライバーには「2」番が混在していることがあり、これを使用するとグラグラと噛み合いが悪く、ネジ頭が破損するおそれがあります(画像参照)。
◆できるだけ硬い床の上や専用固定台の上で作業を行ってください
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取付の順番
◆1CLOCKをビンディングに装着
「角度」調整のしかた
①ビンディングの基準(画像青矢印)とCLOCKを合わせます
②ビンディングを回転させます
③角度をお好みに合わせます
◆2金属プレートを装着
◆3ネジを締めます(04参照)
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ネジの締めかた
任意のネジを起点に、対角線の順に締めましょう。
①4か所のネジを8割ほど締めていきます
②ビンディング本体を軽く左右に動かし、ネジ穴の位置が合っていることを確認します
③ネジを完全に締めます※
④ビンディングが動かないことを確認できたら取付完了です
(⑤)PLATEPIAを初めて使用したときは、ゲレンデでネジの増し締めを必ず行ってください
※力の加減:ドライバーで下へ押さえる力が「7割」、回す力が「3割」くらいのバランスで締めましょう。
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センタリング調整機能その①
ターン時に、ブーツのつま先またはかかとが雪面が触れることを「ドラグ」と言います。引っかかりや減速が生じて転倒することがあるため、頻繁に起こると問題になります。
この場合には、ビンディングの「ヒールカップ調節機能」を使います。詳細は、ビンディングメーカー付属のマニュアルなどをご覧ください。
ヒールカップ調節可能なビンディング
・UNION
・DRAKE
・SALOMONジュニア用ビンディング「The Future」
また、ウエスト幅の太いボードは足がはみ出しにくくドラグ対策に有効です。

センタリング調整機能その②
PLATEPIAはセンタリング調整ができません。これは4x4の中心取付によってパワー伝達効率の向上を優先しております。
一般的なセンターディスクでは、「センター」から上下又は左右の方向に調整が出来る「センタリング調整」が備わっています。中心を調整するこでドラグ対策になります。
しかし、ディスクに偏った歪みが生じることで、パワー伝達のバランスを阻害するおそれがあるため、当社はおすすめをしておりません。
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UNION Binding 取付の注意点
PLATEPIA1.0-U/1.1-Uは、ビスホールの間隔が4cmx4cmの正方形の4x4タイプでのみ取付が可能です。
子供用のビンディングには、「CADET PRO」のみが対応します(2022現在)。「CADET」「CADET MINI」は非対応です。
PLATEPIA1.0-U/1.1-U対応状況(2024現在)について。
(メーカー公式ディスク名称は変更が多く、下記名称と違う場合があります)
・REGULAR DISK 取付○
・UNIVERSAL DISK(v2) 取付X
・MINI DISK 取付X
REGULAR DISKには、「ATLAS」「FORCE」「STR」「TRILOGY」「JULIET」などがあります。
21-22よりリニューアルした「FLITE PRO」と22-23「ULTRA」は新しい仕様「UNIVERSAL DISK」(Ultra専用ディスク)になっておりPLATEPIAの取付はできません。
「STRATA」「MILAN」「LEGACY」などに採用される「MINI DISK」は2x4タイプの仕様のため取付はできません。
また2020年以降のモデルには、ビンディング本体のディスクホール内径が小さな個体があります。
この場合には画像①②③の順に取付をしてください。
①クロックを真上から本体に押し込むようにはめ込みます(暖かい室内で行うとはめ込み易くなります)
②プレートを装着
③斜めになっていないかなど、均等なはめ込みを確認し対角線の順にネジを少しづつ締めます